今回の「ドラマ名言シリーズ」は、「リーガルハイ2」からの名言集・名シーン・ネタバレ②です。
4月から、脚本家吉沢良太×長澤まさみの「コンフィデンスマンJPが始まるのを記念して、吉沢良太脚本の「リーガルハイ2」からの名言をお届け!!シリーズ2は、さらに古美門がパワーアップ!破茶滅茶な弁論の後に出る名言に痺れます!!!
ということで、今回は第4話から第6話までの名言達をどうぞご堪能あれ!!
- シリーズ1の名言はこちら!!
- 第4話 「お隣付き合いは蜜の味!?嫉妬渦巻く隣人裁判!!」
- 第5話 「権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判」
- 第6話 「新しい愛の形か重婚か!?訴えられた妻は夫が3人」
- 「リーガルハイ2」の名言の続きはこちら!!
- 「リーガルハイ2」の名言を観よう!!
第4話 「お隣付き合いは蜜の味!?嫉妬渦巻く隣人裁判!!」
◎人間の最も厄介な感情by.古美門
「だから君は死刑になるんだよ。
人間の最も厄介な感情は、嫉妬だ。
親友同士が嫉妬一つで殺し合いになる。
君を死刑台に送ろうとしてるのは、全国民の嫉妬だ。」
◎人間の本性by.古美門
「これが人間の本性です。
誰でも心に嫉妬というケダモノを飼っている。
そしてそのケダモノは暴れだしたら最後。
もう手が付けられない。
壊れた隣人関係は元には戻らないんです。
せめて気が済むまで暴れさせ、白黒をつけてやるのみ。
笑顔で世界が変わることなどないのです!」
◎羽生から黛へ
「気が付いたんだよ。
僕の目的は裁判で勝つことじゃない。
当事者が幸せになることだって。
僕は諦めないよ。
古美門事務所じゃ黛先生の良さは発揮出来ない。絶対にウチに来るべきだ。
君が必要なんだ。」
第5話 「権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判」
◎服部さんから黛の父へ
黛の父「娘が離れて行く気がするからだと思います。なんだかどんどん変わっていってしまうみたいで。。」
服部「悪徳上司に黒く染められていくようだと?
私は以前スイスでよくトレッキングをしましてな。エーデルワイスが一面に咲き誇る高原がありましてな、いやしかしその年はあいにく天候が不順で寒いのなんのって。案の定、エーデルワイスは全部枯れてしまっていました。
ところがですな、よく見ると一輪だけ咲いていたんです。
その一輪はそれまで見たどんなエーデルワイスよりも美しいものでした。」
黛の父「で?」
服部「おしまいです。」
◎黛の弁論
「終身雇用、年功序列、愛社精神、会社は家族。それらは全て過去の幻想です。
田向さんはあなたより先に気付いたんです。時代は変わったんだと。
これからはTPPを初めますます情け容赦ない時代になります。義理と人情なんかでは、おやじいぬも会社も守れはしない。喰いつくされるのみなんです。
分かち合う社会は素晴らしいでしょう。
しかし、自分の権利を主張し、嫌われようと憎まれようと戦って勝ち取る。
そういう人も讃えられるべきです。
時代は決して後戻りしません。変われないものは滅びるのです。
田向さん個人の正当な権利と功績に相応しい報酬25億円を断固として請求致します。
ただ、喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ、家族を養ってきた全ての会社と働いてきた人々には、心からありがとうと言いたいです。
以上です。」
◎黛の父VS古美門
黛の父「古美門君、私は君のことが嫌いだ!
娘には羽生君の事務所に行って欲しいとも心底思っている。
だがね、この子は昔から私がなんと言おうと、こうと決めたら聞かないんだ。
今後とも娘をビシビシ鍛えてやって下さい。
反面教師として。
お願いします。」
古美門「お父さんにお願いされるまでもなく、娘さんを昼も夜もなく引きずり倒し容赦なくこき使います。
我が事務所は、古き悪しき企業体質ですのでね。」
黛の父「古美門君、、やっぱり私は君のことが嫌いだ。」
◎黛の父から黛へ
「真知子、厳しい環境で生き抜いてこそ、大輪の花。
あぁ、そうか、そういう意味か!
真知子、お前は一輪のエーデルワイスになるんだ。」
第6話 「新しい愛の形か重婚か!?訴えられた妻は夫が3人」
◎一夫一妻制by.古美門
「そもそも我が国の一夫一妻制とは、身分制度が崩壊した時代において、一人の男に一人の女をあてがうことで治安の安定を図るという政治的思惑と西洋のキリスト教的倫理観の模倣のもとに成立した極めて形式的なものであり、男女関係の真理でもなければ家庭の理想でもありません。
むしろ、一人でなければならないとするからこそ、様々な不幸な事件が起きるのです。
数十年後には、一夫一妻制こそ原始的な制度だと笑われているかもしれないのです。
その原始的制度に、愛子さんは法律的な結婚を阻まれています。仕方がありません。
ならばせめて、法律を犯さない形で愛する家庭を築きあげた彼女をどうか邪魔しないであげてほしい。愛する子供を奪わないであげてほしい。そう願うばかりです。
以上です。」
◎古美門が黛を認めたシーン
古美門「今日で君はクビだ。」
黛「クビ?」
古美門「そうだ。」
黛「はいはい。私なにかやらかしました?」
古美門「君は良くやっている。サナギから出て外へ飛び出す時だ。」
黛「なんですかそれ?大体、私は先生に借金があるんですから。」
古美門「外でやった方が君は稼げるよ。」
黛「私は先生に認めてもらうまで食らいつくって決めてるんです。」
古美門「だから、認めると言っているんだ。」
黛「ハハ、やめてくださいよ!気持ち悪い。服部さん、なんか言ってやってください。」
古美門「君の目標は、私を倒すことだろ?いつまでもここに居たんでは達成できない。」
黛「本気で言ってるんですか?」
古美門「羽生に誘われてるんだろ?君の目指す理想には彼の所の方が近い。自分の目でしっかりと見てきたまえ。
そして、思う存分力を奮ってみるがいい。
少しはマシになったと気付くだろう。
私が君をこき使うことはない、だがもう守ってやることもできない。
ここからは、自分一人の闘いだ。」
黛「なんで、、なんで悪口言わないんですか?言ってくださいよ!いつもみたいにヒドイこと!」
古美門「君には迷惑をかけられっぱなしだったおかげで、退屈せずに済んだ。
礼を言うよ。」
黛「からの?悪口でしょ??」
古美門「ありがとう。」
黛「からの!?」
古美門「頑張りたまえ。以上だ。」