「半分、青い」が新しく始まりましたね!!
随時、名言・名シーンを追記していきます!
脚本家
北川悦吏子
「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「空から降る一億の星」「オレンジデイズ」「たったひとつの濃い」「素直になれなくて」など。
第1週 「生まれたい!」
☆1話
◎その人次第by.鈴愛
「例えば、私、左の耳が聞こえない。
小学校3年生の時におたふく風邪で。
だから、こうして傘をさしても、
左側に降る雨の音は聞こえなくて、
右側だけ雨が降ってるみたい。
でも、
これを悲しいと思うか、
面白いと思うかは、
その人次第。
そして、私なんかは、ちょっとこれ面白い。
なんて思うんだ。」
◎変わらないことby.鈴愛
「どれだけ時代が変わっても、
お腹の中はいつも変わらなくて、
この世に生まれ落ちた人は、
どんな人も同じように、
十月十日をまずお母さんのお腹の中で過ごす。
その後の人生は様々だとしても。」
☆第2話
◎生まれたての鈴愛
「私が初めて見たこの世は、明るくて光に満ちていて。
そして、いっぱいの笑顔と涙が私を出迎えました。
サンキュー。」
☆3話
◎宇太郎の言葉
「名前を付けるっちゅうのは大事なことで。
俺はさ、あんなに痛い思いして、持病もあって怖い思いして、そいでも産んだのは晴さんなんやから。
名前、名前はあいつに付けさせてやりたい。」
◎キミカ先生の言葉
「きっと、子供っていいんやよ。
生まれてきて、親は泣いて喜んで。
うちの病院何だって診るから、また親御さんの方も来てくれるやろ?
自分が風邪ひいたとか何やかんやで。
そいで、お子さん元気ですかー?って聞くと、
みんな嬉しそうな顔して答えんのよ。
もう、うちのは何歳になりました。でも本当やんちゃで仕方なくて。
なんて言いながら、
顔には子供愛しい幸せって書いてある。
ような気がする。
見てくんね。
人の幸せ、人の宝物。」
☆第4話
◎おばあちゃんの言葉
「ここが鈴愛の育つ、鈴愛の故郷となる土地です。
美しい緑ときれいな水と。
なんて申しますが、そんな私も住んでいる時はまるで有り難がりもしませんでしたね。
でも、今はもうこうして遠くから見下ろすばかりで、手に触れることも出来ず。
どうか皆様、
そちらにいるうちに、
あなたのふるさとを
あなたの愛するものを
慈しんであげて下さいませ」
◎糸電話
「まずは木曽川。
最終的には、三途の川の向こうとこっちで。
私はそれでばあちゃんと話す。
じいちゃんは、ばあちゃんが死んでから元気がない。
鈴愛は、じいちゃんとばあちゃんを糸電話で話させてやる!」
☆第6話 お母ちゃんと鈴愛
晴「お母ちゃんは、あんたを産むまで腎臓悪かったし、ちゃんと生まれてきよらすか心配で心配で。
産む時もへその緒二重巻きで。
今やで言えるけど生まれるかどうかは半々で。
生まれてきてからもちっちゃくてちっちゃくて。まあ赤ちゃんみんなちっちゃいんやけど。ほやほやのふるふるで。
明日にでも死んでまいそうなちっささで。
手のひらなんて紅葉よりちっちゃい。
それが今は、こんな大きなって。。。
神様、、ありがとう。」
鈴愛「お母ちゃん、大丈夫や!
鈴愛は生きとる!」
晴「うん、、うん。あったかい。」