この第6週は、鈴愛が高校を卒業し、漫画家になるべく岐阜県から東京へ!!
脚本家
北川悦吏子
「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「空から降る一億の星」「オレンジデイズ」「たったひとつの濃い」「素直になれなくて」など。
第6週 「叫びたい!」
☆第32話
◎卒業by.鈴愛
「卒業おめでとう。
は、嬉しい言葉なのに、
いつだって少し寂しい言葉。
律だけが最後まで泣かなくて、
律の心の真ん中は遠いのかもしれないと思った。
ずっとずっと先の方に、
律の心の真ん中はあるのかもしれない。」
◎ずーっと鈴愛の味方by.ウーちゃん
「鈴愛、いつだって帰ってくりゃいいぞ。
待っとる。
お父ちゃんも、お母ちゃんも、おじいちゃんも、草太も、梟町も、待っとる。
もちろん、東京で頑張るのもいい。
でも、あー、まー、あかんと思ったら、
いつだって帰ってこいよ。
なーんにも心配することない。
お父ちゃんも、お母ちゃんも、
ずーっと、鈴愛のお父ちゃんとお母ちゃんや。
ずーっと、鈴愛の味方や。」
☆第33話
◎お母ちゃんの背中by.ナレーション
「鈴愛は、お母ちゃんの背中は昔はもっと大きかった、小さなってまったと思っていました。
鈴愛、あんたが大きくなったんだよ。」
◎鈴愛と奈生
「スズちゃん。
なんか、何かが邪魔して、今まで言えんかったけど、秋風羽織に認められるなんてスゴイ!
頑張ってな。
応援しとる。
泣くな!鈴愛!
人のこと置いてきやがって、泣くな!」
「ありがと。
行ってきます!
大好き!」
☆第35話
◎想像の翼by.秋風
鈴愛「私、左の耳が聞こえません。
小さい頃に病気で。」
秋風「だから?
私は左の耳が聞こえないから、人と違ったものが描ける。
人と違った世界を知っているから、オリジナルなものが描けるとでも?
いいか、そういう事に甘えるな。
経験があるから描ける、ないから描けない。
自分の境遇は描ける、そうじゃないものは描けない。
だと、描くものは狭まる。
要は想像力だ!
それさえあれば何だって描ける。
想像の翼はどこまでも飛び立つ!
まぁでも、片耳聞こえないなんてのは、
いいフックになるかもな。
いつかそんな話描いてもいいだろう。」
→「人生で大切なことを教えてくれる!ドラマの名言」にランクイン!
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◎ここは自由や!by.鈴愛
「お母ちゃん、ここはすごい!
片耳聞こえない事が、
ハンディじゃなくて上乗せになる世界や!
秋風先生に耳の事言ったら、何にも気にしん。
ここは描くものが全てだ。
作ったものが全てだ。
その人がどんな人であるかは関係ない。
片耳聞こえなくても問題ない。
いやいっそなんか期待されてる。
お母ちゃん、ここは自由や!」