他人に流されない、善悪を区別する自分の芯を持つこと。〜ドラマ「全開ガール」の名シーンから学ぶ〜

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「ドラマは生きる為のスパークルシリーズ

私の大好きなMr.Childrenの名曲「終わりなき旅」の歌詞に、「生きる為のレシピなんてない ないさ」とあるのですが、「ドラマなら生きる為のレシピになりうるのでは!?」
と思い、始めたシリーズです。笑

・・・・・いや、ただ無理やり、ミスチルと掛けたかっただけです笑

桜井さんは、生きる方法に決まったレシピなんてない。だから、自分らしく生きろ。と言う意味で、「生きる為のレシピなんてない ないさ」と歌っているんだと思います。

つまり、「生きる為のレシピ」は存在しない。ならば、「生きる為のレシピ」に代わるものを考えなくてはと試行錯誤しました。
そして、ミスチルと同じく大好きなRADWINPSの楽曲から考えました。
その結果、名曲「スパークル」を思い出し、スパークルの意味を改めて調べてみると、、、
スパークル=閃光、きらめき、活気。

じゃあ、ミスチルとラッドから合わせて、「生きる為のスパークル」にしよう!
つまり、「生きる為のレシピ」はこの世に存在しないけど、「ドラマは、生きる為のきらめきや活気になる!!」
確かに、俺の生きる為のスパークルにドラマはなっている!!
だから、誰にとっても、ドラマは生きる為のスパークルになりうるはずだ!!
と思い、この名に決定しました。



長々とすいません。笑




今回は、ドラマ「全開ガール」第1話の名シーンからのスパークルです。


ドラマ「全開ガール」とは??


新垣結衣✖︎錦戸亮の月9。
極貧一家で育ったが、お金と地位を手にする勝ち組になるために、勉強をし続け弁護士になった女性、鮎川若葉(新垣結衣)と、完全なるお人好しのシングルファザーの山田草太(錦戸亮)とのラブコメディー。

他の登場人物

・ビー太郎=草太の息子。離婚した元妻の連れ子のため、血は繋がっていない。
・桜川昇子(薬師丸ひろ子)=若葉の弁護士事務所の社長である敏腕弁護士。
ピー太郎と同じ幼稚園に通うひなたちゃんの母でもある。
・ひなたちゃん=桜川昇子の娘。

ただのラブコメディーではなく、家族愛にも感動させられ、様々な人生のレシピを教えてくれる作品です。
私の永久保存リストにも入っている、大好きな作品。

大人になると素直に謝ることが出来なくなる


ひなたちゃんが、バターが唇に付いているビー太郎に自分からキスをし、アレルギーにより、意識を失ってしまった。ひなたの母である桜川から、食べ物を口元に残すことが無いようにしつけをきちんとするようにと、草太は逆に怒られてしまう。
ビー太郎くんは何も悪くないのに、草太は、ひなたの母に謝罪をしてしまう。
それを疑問に思った若葉が、草太に謝罪の理由を問いただします。

若葉「なんで謝るんですか?」

早太「え?」

若葉「落ち度は向こうにあるのに。」

早太「でも、バターが付いていたのは事実だし。」

若葉「謝罪は自分の非を認めること。裁判沙汰になれば、謝った事実を追求され、不利な証拠になるんです。アメリカなら、ピー太郎くんに落ち度が無かったとしても、あなたが敗訴するのは確実。」

早太「ここはアメリカじゃないし、理由はどうあれ、申し訳ない気持ちがあったら謝るのは当然でしょ。」

若葉「私は親切で言ってるんです!そういう人間は後で必ず痛い目にあうんです。」

早太「たとえ、痛い目にあっても、謝らなかったことの方を、僕は後悔します。」

若葉「ならご勝手に。ただ、その煽りを喰うのは、あなたではなく、あなたの保護下にある子供だということを覚えていて下さい。」

子供には、自分が間違ったことをすれば、素直に謝るように教えるくせに、大人になると、自分のプライドや他人からの目などを気にしてまって素直に謝ることって、なかなか出来なくなってしまいますよね。
しかも、社会に出ると理不尽なことは多々あります。素直に謝った人が怒られ、上手くバレないようにやった人の方が出世したり。
そういう経験や人の悪意などを感じてしまうと、素直に謝ってもバカをみるだけと思ってしまう。

若葉も、自分の父親が他人を疑わない素直な人で、知人に裏切ら、借金の肩代わりをすることになってしまったことにより、自分も極貧生活をすることになってしまった過去があるので、草太に簡単に謝罪するなと注意したのである。

実際、若葉の気持ちがわかってしまうし、正しいと思ってしまう自分は、大人になってしまったということですよね。笑

自分の中での善悪を区別する強い芯を持つことが大切。


でも、こうした方が正しい、後悔しないと思い、少しでも悪いなと思ったら素直に謝罪する草太は、他人に流されない、強い芯を持った男だということも言えます。
そして、若葉も、そんな素直な草太に惹かれていくことになるんです。


自分の中で、何が正しく何が悪いのかという芯を持つことが大事だという、生きる為のレシピを学べるシーンです。