今回のドラマ名言集・名シーン集シリーズは、「同期のサクラ」からの名言・名シーンです!(ネタバレ・あらすじ・感想含みます。)
「自分にウソをつかないで生きて行く」誰もが望んでいながら実際は無理だと分かっているからこそ、サクラの生き方に感動するんだろうな。
そして、毎話毎話、ハードルがグングン上がっているのに、それを余裕で乗り越えてくるじいちゃんの名言に今回も泣きました。。
第6話 「女が自分らしく生きるのは無理?」
2019年11月13日放送
視聴率11.7%
◎じいちゃんからの名言FAX⑥
「生きていれば辛いことだらけだ
でも
人生で一番辛いのは
自分にウソをつくことだ」
すみれ「ちょっと!あの子に何言ったの?」
サクラ「お母さんが仕事で謝ってばかりのように見えたかもしれないけど、あれは会社のために自分を殺しているからだと言いました。
お母さんは常日頃から、会社にいる全ての人のことを考え守ろうとする。
私なんかには出来ない、すごい仕事をしているんだと言いました。
お母さんと一緒にいたいのなら、自分にウソをついちゃダメだとも。
仕事が終わったら、つくしちゃんと話してあげて下さい。
お母さんのことすごく心配していましたから。」
すみれ「でも、私なんかもう自信が、、」
サクラ「別に、良い母親である必要はないんじゃないでしょうか。
子供にとってお母さんは、そばにいてくれるだけでいいんです。
ニッコリ微笑んでくれるだけでいいんです。
優しく手を繋いでくれるだけでいいんです。
私の母は、私が好き勝手なことをしようとするといつも、『しちゃダメ』ではなく『していいよ、してごらん』と言ってくれました。」
すみれ「先生!
先生は、本の宣伝のためにこのセミナーにいらしたんですか?
さっきおっしゃったことは、今までのご自分の著書をなぞった内容ばかりですし、公演時間も予定より随分短くないですか?
ここに集まった社員の中には、今までの椿さんの言葉を純粋に信じて、今日の公演を楽しみにしていた人がたくさんいるのに、これじゃ結局、会社が女性の活躍を応援していると内外にアピールするのに付き合わされただけじゃないですか、私たちは!
もしそうなら、毎日時間外勤務を懸命にこなしながら、会社が働く環境を改善してくれるんじゃないかと期待して集まった女子社員に失礼だと思わないんですか!?」
社長「いいかげんにしなさい!
そんなこと言ってどうなるのか分かってるのか!」
すみれ「別に構いません!
私は今まで、働く女としても娘の母親としても中途半端な人間だったけど、おかげで、これからどんなに辛いことがあっても自分にウソをつかないで生きて行こうっていう決心ができました。娘や後輩のサクラを見習って!」
つくし「お母さん!
カッコよかったよ。」
すみれ「カッコよくなんかない、、もしかしたらクビになるかも。。」
つくし「それでもいい、お母さん大好き。
ごめんね、この前ひどいこと言って。。」
すみれ「いいの。つくしはつくしのままでいい。これからもあんたの好きなように生きなさい。」
つくし「ホントに?」
すみれ「うん。」
すみれ「いい?あなたは、私みたいになっては絶対ダメ。
あなたは10年後もその先もずっとそのままでいなさい。
私はもう、あなたみたいに生きられないから。
あなたのことを応援する。
これからも仕事で辛いことがたくさんある。
女だから結婚して出産するかもしれない。
私みたいに仕事と家族の間で悩むこともあるかもしれない。
そんな時は、私を頼りなさい。
どんなことでも相談に乗るから。
その代わり、何があってもくじけないで。
自分の生き方を貫き通しなさい!
北野サクラ。」
サクラ「ありがとうございます。
会社に入って初めて褒められました。
今までで一番嬉しい、お母さん。」
すみれ「え!?」
サクラ「すいません。
今、母親と話しているような気になってしまって。」
すみれ「フフ、、別に良いけどそう呼びたいなら。」
サクラ「いえ、つくしちゃんに叱られるのでやめておきます。
その代わり、一緒に写真を撮ってもらえませんか?」
すみれ「いいわよ。」
◎ ハイ、先輩。
サクラ「ハイ、同期。」
すみれ「私、同期じゃないから。」
サクラ「すいません。
ハイ、先輩。」